小説『記憶のいろは』第二章その三

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 耳に飛び込んできたのはまず、オルゴールの音色だった。  『ここは安心ですよ。大丈夫ですよ』とやさしく招き入れているように感じられる。  私はもっとおどろおどろしいところではないかと怯えていたの…

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