小説『記憶のいろは』第一章了

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三月十九日(月曜日)  美衣がいなくなってから、もう一週間。あの子がいない生活は耐えられない。意味がないと分かっていても街をさまよい、彼女の影を探すのも疲れた。  今日は飲み屋街のある南口周…

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小説『記憶のいろは』第一章その五

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 扉がガタガタと揺れ、両腕に大量のお菓子を抱えた聡美さんが現れた。  扉を閉めようとして、何個かお菓子の袋が落ちる。  私は立ち上がって彼女の腕からいくつかお菓子を受け取ると、テーブルの上に…

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鬼柚子の怪

群馬の冬はからっ風がとてつもないです。 風が吹く日は台風のようなゴオオ!!と音を立てて、 走行中の自転車が押し倒されたりするんですよね。(本人経験) 皆様は鬼柚子はご存知でしょうか? ま…

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