小説『春を待つ蟻』第二章その十

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「……鍵持っていくの忘れちゃった」  愛名は私の横をすり抜けて、部屋に入っていく。  その間、私は彼女が子供だという事実に驚嘆していた。  本当に今更ながらだと思う。だけれど、彼女は真正面…

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小説『記憶のいろは』第四章その八

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 午前中が濃密すぎたせいか、お腹が膨れて脳みそがとろけそうだ。  聡美さんはコーヒーを飲み終わると「ちょっと出かけてくるよ。すぐ戻るね」と家を出て行ってしまった。  体調不良で仕事を休んだの…

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心が慌てている。

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文学フリマIN前橋までの日数がどんどん短くなっていき、 心が慌てています。 心は慌てていますが、手は休んでいます。(もしくは動かない) 『実を食べる』詩集 伊々実の原稿はチェックしてもら…

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