小説『春を待つ蟻』第三章その一

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 小刻みに震える布団の山に話しかけることも、寝ることも出来ず朝が来た。  目も、心も重いままだ。  途中で愛名は眠れたようだけれど、布団から出てきたその顔はむくんでいる。  随分と布団の中で泣…

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小説『記憶のいろは』第五章その六

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 だけれど今日、決定的な出来事が起きた。  別の派遣会社から派遣されている人に「なんかいつも仕事が無いって文句言ってるんだって?」と言われたのだ。  その人の話はまだまだ続いたようだが、耳から素…

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『春待つ蟻』書き上がったが。

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春を待つ蟻。想像よりも早めに書き上がりました。 もう、この数日地獄でしたよ……。 これで次の作業に移るぞ~。 と思って友人の友咲氏に見せたんです。 そして数多くのダメ出しを頂きました………

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小説『記憶のいろは』第五章その五

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 そんなある日、私は正社員の人から珍しく仕事を与えられて舞い上がっていた。  さほど難しい業務ではないが、仕事があることはこれほどの喜びなのかと思ったほどだ。  すぐに作業に取り掛かろうとし…

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