小説『記憶のいろは』第五章その八

no image
 私が言った言葉に担当の男性は驚きの表情を見せる。  彼女を、宮ヶ原を完全に信じきっていたのだろう。  返答に窮し口角を少し引き攣らせているのが見て取れた。  それを見たら、突如私に激しい…

続きを読む

小説『春を待つ蟻』第三章その三

no image
 駅前ですらファミレスがないので、直美さんとの待ち合わせは、昨日の夕食を購入したファストフード店となった。  ホテルのチェックアウトを済ませ、私たちは注文をしたドリンクをすすりながら直美さんが現れ…

続きを読む