小説『春を待つ蟻』第四章その二

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「ねえ、愛名! 愛名、扉開けるよ? ねえ、返事して!」  浴室ドアの取っ手に手をかけようとしたとき、それを止めるようにすりガラスに小さな手の平が映り込む。  ……ああ、愛名は生きていた。…

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小説『記憶のいろは』第六章その十六

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「……ママだった人のシュークリームに、シン君がいくら買っても辿りつけない理由は、なんとなくわかった」  私は彼からもらった破られた一枚のノート用紙に、書き記した特徴を見ながら、鉛筆を回す。 …

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雨の中のじいちゃん。

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炭酸が飲みたいと、自動販売機でコーラを買ったら、 四分の一が吹き出して、コーラまみれになりました木村です、こんばんは。 (この怒りはどこに向ければいいのだ) 一昨日かな。こちらは結構な雨が…

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