小説『春を待つ蟻』第四章その七

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 のろのろと布団から這い出て、昨晩愛名が避難していたシステムキッチンの前まで移動する。  電気コンロの上に煙草とライター。そして灰皿が置いてあるのだ。  今日初めての煙草に火をつけながら、父…

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小説『記憶のいろは』第七章その四

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 ――絵画を盗んだ人間がいる。その考えは間違いだったのだろうか。  私は包丁を手にぶら下げたまま、美衣さんの部屋に飾られてある絵をもう一度見て回る。  日光を浴びた絵画たちはやはり輝いて見える。…

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愛想貯金。

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人とのお付き合いを円滑にするために必要なもの。 それは愛想貯金。 勝手に私が名付けただけなのですが。 私は非リア充です。 でもリア充爆発しろ!というのではなく、 そっと一人静かに暮らし…

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