小説『春を待つ蟻』第四章その十七

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「本当に、そんなものがあるの?」  今まで私たちが二階にこもっていた理由を知り、母が素っ頓狂な声をあげる。  愛名のために作ったという夕食は、一目で母が張り切ったとわかるほどの色鮮やかさだ。…

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小説『記憶のいろは』第八章その四

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 一体私の身に、この世界に何が起こったのか。  疑問が頭に溢れかえり、聡美さんに引きずられるまま、彼女の部屋へ導かれる。  私はベッドを背に震える自分の体を抱きしめていた。  いつの間にか…

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日本語が乱れているとか言えない。

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基本的にカタカナが苦手です。 前ツイートしたことがありますが、 バルミューダ→バミューダ ラミネートフィルム→ラミレートフィルム とか間違えるんですよ。 どこかが抜けているか、どこかが…

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小説『春を待つ蟻』第四章その十六

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 愛名は自分の荷物の中から。  私と父は段ボールの中身を丹念に探していく。  何しろ姉がどこに、どういう形態で遺書を残しているか全くわからないのだ。  ノートに残したのかもしれない、手紙をどこ…

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小説『記憶のいろは』第八章その三

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「美衣は私の別人格なんかじゃない。イマジナリー・フレンドなの」 「イマジナリー……?」 「イマジナリー・フレンド、もしくはイマジナリー・コンパニオン。想像上の友達ってことね。でも想像上の人物だと…

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